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日本文化は包む文化

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ギフトの仕事に携わっていると、必ず出くわすのが、包む(ラッピング)です。
自分でやってみると意外に面倒で、上手くいかない。

手仕事。日本文化は包む文化

だからという訳じゃないけど。最近じゃ、過剰包装を環境問題として、御中元やらお歳暮には、簡易包装が用いられます。手渡しのお祝いとか、手土産とか、誕生日の贈り物も、「簡易包装」じゃちょっと“失礼”な気持ちになるのは何故でしょうか?

化粧風呂敷とか、ふくさとか、中身をちょいと包んだ物から取り出す。
日本には、昔から、そういった文化、風習があります。
これは、単に包装するというものとは、違う気がするのですが…。


ヨーロッパのラッピング

ギフト業界でも、ヨーロッパから、美しい紙が輸入され、さぞかしラッピングの技術があるのだろうと思うのだが、実は、ラッピングに関しては、文化的?に、日本人が優れていたらしい。

この‘らしい’が少々悲しいのだが…。

ある人がいうには、ヨーロッパでも、美しい紙で包んで、華やかな紐をかけることもあるのだが、案外これが苦手で、とりわけ紐を上手にくくるのは、不慣れらしい。

ある時、ローマの空港の免税店で、小さな土産を買い包装を頼んだ時、若い女性店員は、箱を包んで、何度も紐をかけ、締めようとする。しかし、そのたびに、スルリとほどけてしまう。ようやく形になって「さあどうぞ」と両手で手渡した拍子に、箱が紐からすべりおちてしまい、思わず吹き出してしまったと言う。


日本文化の風呂敷

作家の幸田文は、大正ごろの東京の菓子屋などに行けば、 「何をお包みしましょうか?」
という言い方があったと書き残している。

暖簾(のれん)をくぐって出てくる、日本髪のおかみさんからそう言われ、選んだ菓子は、経木をお濡布巾でキュッとふいて盛り込み、白いかけ紙で、ふわっとくるんでくれる。

それを風呂敷に入れて、ささげるようにしてもって帰った(『包む』講談社文庫)。

日本文化の風呂敷と似たような物は、世界中にあるだろうけど、用途まで同じようなのは珍しいはずだ。

タペストリー代わりに、壁に貼り付けていたのは良く聞く。
日本のように“包む事”にこれだけこだわる文化は、そう無いんじゃないかな。
和服だって、考えてみりゃ、身を包むようにして着るじゃないか。 この関連は面白い。

洋服は、発想からしても「袋」のようで、ズボンでもスカートでも、足を袋に入れるようにつっこんではくのに、着物は腰を包むようにして身にまとう。

現在、過剰包装が、資源の無駄遣いや、環境の社会問題として取り上げられても、なかなか変えられないのは、文化的な原因があるのだろうか…。

いや、たぶん「包む」から「ポイ捨て」へ日本人の心の変化があっただけで、「礼儀」とか 「思いやり」の文化を残しているとは思えない。


日本人の器用さから「包む」「結ぶ」

「包む」とか「結ぶ」のは、手先の器用な、日本人の得意技だと思っていたのだが、『器用さ』というのも怪しくなってきたねぇ。

我が家の子供たちは、物を切ったり貼り付けたり、ドライバーでこねくり回したりすることが、少ないと思う。完成された物がすぐにでも手に入り、工夫をしなくても安易に目的が達成できる。
 
「包む」とか「結ぶ」ということは、さらりとこなせる『器用さ』で、相手を「思いやる」「もてなす」気持ちの表現でもある。

ドイツなどで敬遠される過剰包装には、宣伝とか、中身を保護する意味の包装で「思いやる」「もてなす」意味は無いと思う。商品の効用がすべてで、ホームセンターやディスカウントセンターと同じ発想だ。自分で使うならそれでいいだろう。

わきの下をくすぐるというか、かゆいところに手が届くというか、買っていただための工夫は日本人が優れていた。それは「もてなし」の心が、あった訳だ。

今や生産地は「アジア」諸国に移ってしまい「日本人向け」のパッケージで出来上がってくる。形を真似たものの「効果」を知って、アジア他国の人々に「包む心」が芽生え、日本人には「不器用」「わがまま」「不誠実」が宿ってきたとしたら、いたたまれない。

『包む』文化は元々日本人が宿していたもの。教育の変化や考え方は変わってしまっても、地域環境にはぐくまれた「底に根付くもの」は残っているはず。ラッピングはそういう文化を継承するものでありたい。

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